上海の格安民営航空、国際線に参入
日本含む運航免許取得
上海が拠点の民営航空会社の春秋航空は、中国当局から日本を含む周辺国に運航できる免許を取得、来年前半にも国際線に参入する方針。
7月30日付の中国各紙が同社の王正華会長の話として伝えた。
同社は2005年7月の創業以来、低価格運賃を売りに業績を伸ばしており、同社の参入はアジアの航空各社にも影響を与えそう。
同社は既に、香港や日本、韓国、ロシアなどの関係当局と準備作業に着手。王会長は「来年5月の上海万博開幕までに第1便を就航させたい」としたほか、現在の13機体制を2015年までに100機まで拡大する方針を示す。
2008年決算では中国の国有航空大手3社がそろって赤字に転落する中、同社は黒字を確保。
2009年上半期も旅客数が前年同期比4割増の162万人、利益が3倍増の4117万元と好調で、10年後半には株式上場を計画。
●春秋航空
●新民晩報 紙面
●新民晩報 記事
上海春秋航空、国際線に参入
Posted on 2009/08/05 15:40
2009/08/05 15:40
中国担当
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