2010年1月15日、アフリカ中央部から中国・青島にかけ、今世紀最長の金環日食が観測されます。
最大金環接続時間はミャンマーで約11分、中国で約8分。
継続時間が11分を超える金環日食は、次回は千年以上も先の3043年・・・
まさに今世紀最大の金環日食なのです。
『日食』とは太陽・月・地球の位置関係に公転や自転の特定条件が重なる事によって太陽が月に隠される現象です。
さらに、月が地球から遠い位置にあって月の見かけ上の大きさが太陽より小さい場合に太陽がリング状に見える日食を『金環日食』と呼びます。
日本では部分日食として観測が可能です。
1月15日の日没直前に、中部地方より西側で部分日食が見られます。
九州より東では食の最大となる前に太陽が沈んでしまいます。
欠けた太陽がゆらめきながら沈んでいく様子が見られます。
●2010年1月15日日食 NASA(英文)
●2010年と2012年我国では2度の日食観測が可能(中文)
●2010年1月15日部分月食