海外在留邦人数調査の結果公表
(平成22年速報版−平成21年10月1日現在統計)
平成22年6月28日
1.外務省が平成21年に在外公館等を通じて実施した、「海外在留邦人数調査」の結果、平成21年10月1日時点でイラクを除く海外に在留する邦人数(総数と称し、3か月以上の長期滞在者と永住者の合計)は、113万1,807人(前年比1.33%増)となりました。
(注)安全上の理由により、イラクにおける在留邦人数は公表しておらず、調査結果に同邦人数は含まれていない。
2.在留邦人総数の多い国は、(1)アメリカ合衆国(38万4,411)、(2)中華人民共和国(12万7,282)、(3)オーストラリア(7万1,013)、(4)ブラジル(5万9,627)。
永住者を除いた、長期滞在者数では、(1)アメリカ合衆国(24万2,394)、(2)中華人民共和国(12万5,716)、(3)英国(4万4,921)、(4)タイ(4万4,831)となっています。
総数の順位において、1位〜3位の米国、中国、オーストラリアは昨年と変わりありませんが、昨年4位の英国と5位のブラジルが逆転する結果となりました。
3.中華人民共和国の長期滞在者は、昨年の頭打ちを少し戻して1%程度の増で、都市により増・減の両面をみせています。
オーストラリアではその総数が前年度比7%増の伸びを示しています。
4.永住者数は、37万3,559人(全在留邦人数の33%)であり、前年より約1万2,290人増となっています。
増加の多い地域としては、北米の7,035人増、次点に大洋州の3,488人増、アジアの1,531人増、西欧の1,061人増の順となっており、大洋州の増加が注目されます。
●プレスリリース