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ちょうど今がライチ(茘枝)の最も美味しい季節です。
ライチ豆知識


楊貴妃が愛したというライチ(茘枝)が美味しい季節を迎えました。
7月2日の信息時報に掲載されたライチにまつわる豆知識の記事をご紹介します。


夏の食欲不振の時には、ライチの食感と甘さに食欲増進の作用がある。
食前に少しライチを食べると食欲がわくという。
ライチは栄養豊富でビタミンが多く脳を活性化する作用が大きい。

しかし食べ過ぎると「容易上火」になると言われている。上火とは中医学で身体に熱がこもり、口内炎やのぼせのような症状としてあらわれること。
ひどくなると喉が腫れて痛くなる。
しかし食べ方に注意すれば大丈夫で、ライチは白くて甘い実を食べるだけでなく、皮や種まで有効に使える。

人によってはライチを食べると唇が渇いたり、喉が痛くなったりした経験があるかもしれない。
それを防ぐためにはライチを食べた後、薄い塩水を飲むことが有効。
ライチの名産地である広東省ライチ祭りの日には、地元の人々は朝ライチをたくさん食べて、昼は必ず塩づけにした魚料理を食べるそうです。
これもライチのあとに塩を摂取するための知恵。
食べたライチの多い少ないに関わらず、ライチを食べた後は必ず薄い塩水を飲むことが大切。

夏の食卓の一品として、ライチを茹でて塩を少々を加えたライチスープがお勧め。
爽やかな甘さで食欲が増す。

ライチの皮は下痢止めの効能がある。
もし夏場にお腹を壊したら、ライチの赤い硬い皮をよく洗って茹でて、その茹で汁を飲むと下痢止めになる。

ライチの黒い種も薬効がある。
中医学では「使気散結」と言い、種を茹でその茹で汁を飲むと、乳腺が増え子宮筋腫の治療の助けにもなるという。

楊貴妃が愛したのは実の美味しさだけでなく、皮も種も美容と健康に役立つからだったかもしれない。
ライチ料理があるのも今の時期だけ、広東料理の「ライチと海老の炒め物」なども美味しいものだ。


この時期だけのとっておきのフルーツ「ライチ」を是非ご賞味下さい。

海南省産、広東省産からの産地直送のフレッシュライチを期間限定で販売しております。



★フレッシュライチのお求めは以下のネットショップよりどうぞ。
ハローチャイナ･ネットショップ3号店
※今シーズンの最終受付は7月9日(金)迄です。


●信息時報 2010年7月2日 C06面
●信息時報 2010年6月28日 A07面
●広州時報 2010年6月22日 TT14面
●信息時報 2010年5月31日 D31面