即席麺消費量、中国が断トツ
インスタントラーメン(即席麺)の消費量は中国が断トツ――。
世界ラーメン協会の推定によると、2009年のインスタントラーメンの国別消費シェアは中国が44.6%で首位となり、2位のインドネシア(15.2%)の約3倍、3位の日本(5.8%)の7倍以上に達した。
2009年の全世界消費量は915億4000万食。
中国だけで408億6000万食を消費しており、中国国民の「麺好き」がうかがわれる。
日本の大手メーカーは各国の消費者の嗜好に合わせた商品を投入しており、上位を占めたアジア諸国ではインスタントラーメンを提供する飲食店も多い。
インドのシェアは10位の2.2%にとどまるが、消費量は2007年に比べ8億2000万食も増加しており、急成長市場として注目を集めている。
一方で1人当たりの年間消費量では韓国がトップだった。
鍋料理にインスタントラーメンを使うのが一般的になっており、2009年は72食に達した。
シェアではトップ10に入らなかったマレーシア、台湾も1人当たりの年間消費量では上位に食い込んでいる。
2009年度の各国需要数上位20位
1 中国・香港 408.6
2 インドネシア 139.3
3 日本 53.4
4 ベトナム 43.0
5 アメリカ 40.8
6 韓国 34.8
7 フィリピン 25.5
8 タイ 23.5
9 ロシア 21.4
10 インド 20.2
11 ブラジル 18.7
12 ナイジェリア 16.0
13 マレーシア 12.0
14 メキシコ 8.6
15 台湾 8.2
16 サウジアラビア,UAE 7.3
17 ネパール 5.9
18 ウクライナ 5.2
19 POL、HUG、CHE 3.1
20 イギリス 2.6
(単位:億食)
●世界ラーメン協会 WEBサイト
インスタントラーメンの消費量は中国が断トツ
Posted on 2011/02/25 23:15
2011/02/25 23:15
中国担当
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