中国視察ツアー


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西安世界園芸博覧会

2011/04/30 17:50

中国担当

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西安世界園芸博覧会 1

2011年4月28日に中国陝西省西安市で西安世界園芸博覧会が開幕しました。

中国で世界園芸博覧が開催されるのは、1999年の昆明、2006年の沈阳に続いて3回目となる。

会場面積は418ヘクタール、この内水域面積が188ヘクタール、花卉栽培面積が47万平方メートルを占めている。

中国西部で開催される世界的博覧会としては、過去最大規模のイベントで、大きな注目を集めている。

西安市は2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博に次ぐ世界的イベントとして5年前から誘致に取り組み、国内外から1200万人、そのうち日本から10万人の来場者を見込んでいる。

国際園芸博覧会は国際園芸家協会(AIPH)が承認する博覧会で、これまで30回以上を開催する歴史ある博覧会だ。
日本でも過去3回開催されており、 1990年の大阪花博では約2300万名が来場するほどの人気を集めた。
中国では過去2回開催されおり、規模の大きかった1999年の昆明での博覧会には日本から多数のツアーが組まれた。
今回は中国国家観光局の2011年のテーマである「2011年中華文化の旅(中国を訪れ、文化を味わう)」の最重要イベントのひとつにもなっており、昆明以上の来場者を見込んでいる。

日本からは奈良市、北海道、高萩市が参加。海外からの出展数では日本がトップだ。
1200万人という多数の集客を見込むため、上海万博と同様に入場の整理券の配布を予定しているが、枚数は検討中。

園芸博は「天神長安、創意自然」として都市と自然の調和・共存をテーマとし、「グリーンは時代をリードする」を理念としている。
会場のある西安市サンバ生態区はかつて砂利採取場であり、汚染された川やごみに囲まれた場所であった。しかし、長年の川の浄化と生態管理によって周辺は豊かな緑が見られるようになったという。
園芸博が環境保護理念を体現していることもアピールポイントで、環境保護や省エネなどを重視する企業などの視察も期待されている。


2011西安世界園芸博覧会オフィシャルウェブサイト(中文)
2011西安世界園芸博覧会 日本語ウェブサイト
「園芸博」準備進む西安へ