北沢防衛相が夏の訪中調整、交流を本格再開。
北沢俊美防衛相は6月4日、アジア安全保障会議出席のため訪問中のシンガポールで中国の梁光烈国防相と会談し、昨年9月の中国漁船衝突事件で途絶えた日中防衛交流を本格的に再開することで一致した。
北沢防衛相が夏にも訪中する方向で調整する。
東シナ海で日中間の不測の事態を回避するため、海上連絡体制の整備に向けた協議を加速する方針でも合意した。
東シナ海の問題を巡っては、梁国防相が「日本の艦船、航空機の活発な偵察活動は両国間の摩擦に容易に結びつく」と主張。
北沢防衛相は「我々が危険な行動を取っていないことはレーダーの記録からも明らかだ。むしろ我々の部隊が危険を感じている」と反論した。
北沢防衛相はロシアのイワノフ副首相とも会談し、ロシアによる北方領土周辺における軍備増強の動きに懸念を示した。
北方領土交渉については「静かな環境の下で協議を続けていくべきだ」との認識で一致した。
防衛相はこのほか、韓国、オーストラリア、ベトナム、シンガポールの防衛担当閣僚と会談した。
●International Institute for Strategic Studies
●CSCAP
●防衛省
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日中防衛交流
Posted on 2011/06/05 20:45
2011/06/05 20:45
中国担当
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