中国への米輸出拡大に向けた条件整備について
くん蒸倉庫の登録
中国への米輸出の拡大を図る観点から、平成22年度に農林水産省が実施したくん蒸倉庫の登録に必要なトラップ調査(3ヵ月間)が終了しました。
トラップ調査の結果、くん蒸倉庫(8倉庫)全てにおいて、カツオブシムシ類の発生が確認されなかったため、植物防疫所において中国向け精米のくん蒸倉庫として登録を行いました。
■新たに登録となったくん蒸倉庫
中国への米輸出は、指定精米工場における精米と登録くん蒸倉庫におけるくん蒸が義務付けられており、これらの施設の指定・登録に当たっては、一定期間トラップ調査を行い、カツオブシムシ類の発生がないことを確認する必要があります。
現在、我が国には登録くん蒸倉庫が1か所しかなく、この施設の数を増やすことにより、現行の検疫条件の下で、中国への輸出数量の増加に対応することができます。
このため、中国向け精米のくん蒸を行うために登録を予定している倉庫において、国がトラップ調査を実施することとしました。
その結果、くん蒸倉庫(8倉庫)全てにおいて、カツオブシムシ類の発生が確認されなかったため、植物防疫所において中国向け精米のくん蒸倉庫として以下の8倉庫の登録を行いました。
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地 域 登録くん蒸倉庫業者名 所在地
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北海道 小樽倉庫事業協同組合 北海道 小樽市
東 北 山形県酒田港 西埠頭上屋 山形県 酒田市
関 東 鈴与株式会社 静岡県 静岡市
北 陸 日本海倉庫株式会社 新潟県 新潟市
東 海 日本トランスシティ株式会社 三重県 四日市市
近 畿 舞鶴倉庫株式会社 京都府 舞鶴市
中国四国 株式会社上組 箕沖支店 広島県 福山市
九 州 熊本県熊本港管理事務所 熊本県 熊本市
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※参考:日本産精米の輸出条件について
●農林水産省プレスリリース
中国への米輸出拡大に向けた条件整備について
Posted on 2011/06/13 13:55
2011/06/13 13:55
中国担当
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