中国国家海洋局は7月5日(火)、中国国有石油大手の中国海洋石油総公司(CNOOC)と米石油大手コノコフィリップスが共同開発している山東省沖の渤海の海底油田で起きた原油流出事故について「基本的に管理下に置いているが、まだ少しの原油流出が続いている」と明らかにした。
完全な事故解決と生産の回復時期は未定としており、両会社の収益に影響を与える可能性もある。
事故が起きたのは「蓬莱19-3」の2つのプラットホーム。
当初6月17日との情報もあったが、6月4日に最初の事故が起きたという。
原油流出量は調査中だが、840平方キロメートルの海域が汚染されたと発表されている。
蓬莱19-3は中国最大の海底油田とされ、2010年の生産量は1000万トン。
中国海洋石油総公司のWEBサイトは共産党結党90周年を祝うバージョンになっているが、水を差す結果となっている。
●中国海洋石油総公司
●中海油渤海湾油田漏油事故-搜狐新聞
●中海油渤海湾漏油事故 新聞中心 新浪網
渤海原油流出事故
Posted on 2011/07/06 10:05
2011/07/06 10:05
中国担当
views
Comments 0
コメントを投稿する