日中高級事務レベル海洋協議第1回全体会議の開催
平成24年5月10日
5月16日(水)、日中高級事務レベル海洋協議第1回全体会議が、中国の杭州において開催されます。
同協議は、2011年12月末に野田佳彦内閣総理大臣が訪中した際に、日中両国の海洋関係部門の交流プラットホームとして、日中首脳間で立ち上げにつき合意したものです。
今回の協議を通じて、両国海洋関係機関間で共に関心を有する問題について意見交換が行われ、信頼醸成が進むことが期待されます。
【参考】日中高級事務レベル海洋協議の概要
基本目標
(1)本件協議は、日中両国の海洋問題に関する、全方位的で定期的な協議メカニズム。日中両国の海洋関係部門の交流プラットホームの構築を通じ、相互信頼を増進し、協力を強化する。
(2)本件協議を通じ、両国間の海洋に関する重層的な危機管理メカニズムの構築の探求を図り、両国の海上における問題をいかに解決するかを探求し、東シナ海を「平和・協力・友好の海」にすべく努力する。
海洋協議の構成及び協議形式
(1)共同指導委員会会議(次官級で原則年に1回開催)
(2)全体会議(局次長級で原則年に2回開催)
(3)ワーキンググループ会議(局次長級で全体会議に併せ開催)
(4)調整担当者会議（課長級で随時打合せ）
●外務省プレスリリース
