中国がベトナムを相手に大量6得点
シリアへの2-3での敗戦に続く第2戦、イン・ティーシェン暫定監督は試合前に中国はグループDの第2戦で勝ち点3を獲得することが必要だとし、ドゥ・ウェイ、ジャン・ニン、そしてハオ・ジュンミンもスコアシートに名を連ね、大量得点での勝利を収めた。
キックオフのホイッスルからわずか1分後、ガオがハオのCKに頭で合わせてあっという間に先制し、幸先良いスタートを切った。
その後、ガオは2度のチャンスを決められず、逆に10分にベトナムのヌェン・ヴ・ポンが中国GKソン・ジェンユの守るゴールにけり込んで同点に追いついた。
その10分後、ファン・ボーウェンのスルーパスを受けたガオが低い弾道のシュートを決めて再びリードを奪った中国はその7分後にドゥ・ウェイがドゥ・ジェンユのCKをファーサイドで合わせて3点目。
中盤を支配した中国はジャンがベトナムDFのクリアミスをペナルティエリア付近で拾い、そのまま蹴り込んで4-1とリードを広げ、前半を折り返した。
後半開始直後にはキュー・ボーのパスからハオが決めて5-1とした。
大量リードを奪ってリラックスした中国は、昨年にはほとんど見られることのなかった流れるようなパスつなぎを展開。
その後、ベトナムは何度かカウンターによる攻撃を試みたものの、83分に中国はガオが6点目を決め、自身のハットトリックも達成し、アセアンの新チャンピオンを一方的な試合で圧倒した。
●AFCアジアカップ2011(中文)