中国のインターネット市場で、ネット検索などでのトップ企業のシェアが7割を超えることが明らかになった。
調査したネット調査会社の互聯網実験室は、独占禁止法の運用などで「市場の健全化が望まれる」と指摘する。
調査は2010年7〜9月期のシェアが対象。
ネット検索では百度のシェアが72.3%と、2位のグーグル(同26%)を大きく引き離した。
2010年12月の時点では、2位・騰訊捜捜、3位・グーグルとなっている。
短いメッセージを瞬時に送るメッセンジャーサービス(IM)では騰訊控股(テンセント)が市場の76.6%を占めた。
電子商取引ではアリババ集団傘下の2社が突出。個人間(CtoC)では淘宝が94.7%を、企業間(BtoB)でもアリババ・ドット・コムが54.4%のシェアを占めた。
電子商取引の支払いを代行する「第三者支払い代行」では支付宝のシェアが71%に達した。
●12月のネット検索シェア報告
中国ネット市場の寡占進む
Posted on 2011/03/04 13:50
2011/03/04 13:50
中国担当
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