中国格安航空会社(LCC)の春秋航空は、3月27日〜5月31日までの間、上海〜高松間の定期チャーター便就航計画を延期しました。
同社は東日本大震災の発生後の3月18日には地震が高松便に与える影響は比較的小さいとして、高松便の就航延期を発表していたが、福島の原発事故を受け、これを撤回した。
就航延期の発表は中国当局が国内の旅行会社などに団体旅行を中止するよう通告したことなどが理由だった。
中国国家観光局がすべての中国の旅行業者に対し、日本全土への中国人の団体旅行の送客を停止する旨の緊急通告を出していることに加え、7割から8割の団体客の利用を見込んでいたものの地震の影響で全てキャンセルになったため、採算がとれないことが大きい。
また、地震の影響で路線開設の雰囲気作りにも、当面は不適当と判断しているという。
同社は日本市場の発展を見込んでおり、年内に日本便の路線を4〜5本増やすことも予定している。
●春秋航空プレスリリース
●高松空港プレスリリース
春秋航空、上海-高松便の就航延期
Posted on 2011/04/06 13:35
2011/04/06 13:35
中国担当
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